北極星周辺の分子雲

2020年2月9日

撮影者の一言(撮影者:きっしー)

北極星の周辺には、分子雲と呼ばれる天体が広範囲に分布しています。非常に微かな天体なので、たっぷり露光をかけて撮影しました。分子雲は超新星爆発などによって作られた物質が宇宙空間に漂っているもので、これが重力で集まると恒星や惑星になります。我々の地球も元はこういう天体だったのかと考えると、ちょっと感慨深いですね。

天体の概要:銀河系内天体

  • 種類: 星雲(分子雲)

撮影データ

  • 撮影日: 2018年3月16日
  • 撮影地: 岡山県備前市吉永町 八塔寺
  • 光学系: タカハシ ε-130D (ニュートン式反射〔独自イプシロン光学系〕口径130mm、焦点距離430mm、F3.3)
  • 架台: タカハシ EM-200
  • ガイド: トミー ミニボーグ50(口径50mm,焦点距離250mm)、QHY5LⅡM、PHD、オートガイド
  • カメラ: FLI ML16200(-40℃)
  • 露出: L15分×16,R3分45秒×4,G3分45秒×5, B3分45秒×6(総露出時間:4時間56分15秒)(RGBは2×2ビニング)