M106
2019年12月8日
撮影者の一言(撮影者:玉島 英樹)
この冬は、この天体に集中して6夜かけて撮影しました。撮影中にミラーが曇ったり、天気が悪くなったりと苦労した思い出があります。この天体は、銀河中心に巨大なブラックホールがあることがわかっており、そこから出ていると思われる高温のガスのジェット(赤い筋:Hα領域、水素ガス輝線)が写っているのがこの写真の見どころです。
天体の概要:銀河系外の天体
- 種類: 系外銀河
- 距離: 2,500万光年
- 大きさ: 13.4万光年
撮影データ
- 撮影日: 2019年1月13日(合計6夜)
- 撮影地: 岡山県備前市吉永町 八塔寺
- 光学系: タカハシ MT-200(ニュートン式反射 口径200mm、焦点距離1,600mm、F8〔純正コマコレクタ使用〕)
- 架台: タカハシ NJP
- ガイド: タカハシ FC-65 (口径65mm,焦点距離500mm)、QHY5LⅡM、PHD2、オートガイド
- カメラ: キヤノン EOS Kiss X5 IR改造(SEO-SP4C)、ISO1600
- 露出: 15分×39,5分×15(総露出時間:11時間)
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