かに星雲 M1
2021年12月3日
撮影者の一言(撮影者:玉島 英樹)
こちらも秋の星座、おうし座にあります。こちらは太陽の10倍程度以上の大きな星が寿命を迎えた後の姿です。超新星爆発を起こし、その残骸がどんどん広がっている様子です。この天体は、1054年に大爆発を起こし、その時は昼間でも見えたそうです。中国をはじめ、さまざまな文献に記録が残っています。ガスの様子が、かにの甲羅のように見えるため、こう呼ばれています。またメシエ天体の第1号でもあります。
撮影データ
- 撮影日: 2020年12月12日(合計8夜)
- 撮影地: 岡山県備前市 八塔寺
- 光学系: タカハシ MT-200(ニュートン式反射、口径200mm、焦点距離1200mm、F6)
- 架台: タカハシ NJP(NS-5000)
- ガイド: オフアキシス、QHY5Ⅲ174M、PHD2、オートガイド
- カメラ: キヤノン EOS Kiss X5 クリア改造(SEO-SP4C)、ISO1600
- 露出: 10分×53、20秒×30、Hα15分×42、OⅢ15分×38(総露出時間:29時間)
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