はやぶさ2の2点間観測記録
2021年12月3日
撮影者の一言(撮影者:やたら、玉島 英樹)
小惑星「りゅうぐう」よりサンプルを採取し、地球に投下するため接近してくる様子を撮影しました。
はやぶさ2を神戸市と備前市という約77.5km離れた2地点で撮影し、その画像を合成して三角測量にて、はやぶさ2までの距離を求めました。はやぶさ2が写真上でズレて写ることで、そのズレ量から距離を求める方法です。恒星までの距離を求めるやり方としても使用されます。
撮影データ
- 撮影日: 2020年12月6日(合計1夜)
- 撮影地: 兵庫県神戸市と岡山県備前市 八塔寺
- 光学系1: 田中光学 N2543(ニュートン反射、口径250mm 、焦点距離1000mm、F4)
- 光学系2: タカハシ ε-180ED(ニュートン式反射〔独自イプシロン光学系〕口径180mm 、焦点距離500mm、F2.8)
- 架台1: ペンタックス MS55i
- 架台2: タカハシ EM-200 TEMMA2M
- カメラ1: ペンタックス K1 IR改造(HKIR)、ISO1600
- カメラ2: キヤノン EOS 6D クリア改造(HKC)、ISO1600
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