ケフェウス座VdB142(通称 象の鼻)

2020年11月29日

撮影者の一言(撮影者:西本 伸一)

この星雲は、ケフェウス座IC1396内のVdB142(通称・象の鼻)です。この星雲もナローバンド撮影で人気のある対象で、造形が独特の雰囲気を持ちまるで象の鼻のように見える事で有名な星雲です。
この対象は、3夜12時間30分露出しました。

天体の解説:

  • 概要: 暗い部分は暗黒星雲でガスや塵が密集した領域、このガスの中から星が形成されていると考えられている。
  • 距離: 約2,400光年

撮影データ

  • 撮影日: 2019年5月21日(合計3夜)
  • 撮影地: 岡山県備前市吉永町 八塔寺
  • 光学系: タカハシ BRC250M(ベーカー準リッチークレチアン式反射 口径250mm、焦点距離1,268mm、F5)
  • 架台: タカハシ JP-Z
  • ガイド: オフアキシスガイド、QHY5LⅡM、PHD2、オートガイド
  • カメラ: QHYCCD QHY16200A(フィルタ OPTLONG ナローバンド)
  • 露出: SⅡ15分×18,Hα15分×18,OⅢ15分×14(総露出時間:12時間30分)(SAO疑似カラー合成)