M20(三裂星雲)とM21(散開星団)
2020年11月29日
撮影者の一言(撮影者:横川 佳久)
赤く広がりのある星雲がM20、その左上にある星の集団がM21です。M20は三裂星雲とも呼ばれていますが、どう見ても五分裂以上に分かれているように見えます。眼視が主流のときは3分裂が限界だったのかもしれません。M21は、星数は少ないですが、一つ一つの星の明るさが違うため、写真写りは良さそうです。
天体の解説:
- 概要: M21を構成する星は若い青い星が多い、8~9等星の星の集まり
- 距離: 約5,200光年(M20三裂星雲)、約4,250光年(M21散開星団)
撮影データ
- 撮影日: 2017年5月27日
- 撮影地: 岡山県備前市吉永町 八塔寺
- 光学系: ケンコー SE200N (ニュートン式反射 口径200mm、焦点距離1000、F5[レデューサ])
- 架台: タカハシ EM-200 TEMMA2Jr
- ガイド: ビクセン A80SS(口径80mm,焦点距離400mm)、SSAG、PHD、オートガイド
- カメラ: キヤノン EOS Kiss DX、ISO1,600
- 露出: 10分×18, (総露出時間:3時間)
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