きりん座のフェイスオン銀河 IC342

2020年12月7日

撮影者の一言(撮影者:Tetsuya Nakamura)

見た目の大きさは満月の3分の2ほどの大きさがあるのですが、アマチュアの望遠鏡に接眼レンズをつけて目でみても、IC342銀河の中心部分が微かに確認できる程度で、とても暗い対象です。私達の銀河系に分布している濃いガスでIC342銀河からの光が遮られているために暗いそうです。

天体の解説:

  • 概要: きりん座は北天にある星座で日本からは1年十見ることができる。IC342は正面から見た渦巻き銀河でフェイスオン銀河と呼称される。
  • 距離: 約700万光年

撮影データ

  • 撮影日: 2016年11月5日(合計2夜)
  • 撮影地: 岡山県備前市吉永町 八塔寺
  • 光学系: タカハシ CCA250改良型の準リッチークレチアン反射 口径250mm、焦点距離1,250mm、F5)
  • 架台: タカハシ EM-400 TEMMA2
  • ガイド: オフアキシス、Starlight Xpress SXV-AO + SX Ultrastar、PHD2、AOオートガイド
  • カメラ: QSI 690-wsg(フィルタ Astrodon E-Series Tru-Balance Filters Gen-II)
  • 露出: L10分×45、RGB各10分×4(総露出時間:9時間30分)