山形県・天童高原で撮ったネオワイズ彗星

2021年4月17日

撮影者の一言(撮影者:Tetsuya Nakamura)

ネオワイズ彗星は本来なら全国どこでも見えたはずですが、梅雨時で天気に恵まれず、晴れ間を求め、山形まで遠征してやっと観ることが出来ました。

天体の解説:

  • 概要: 2020年3月にNASAの赤外線観測衛星NEOWISEで発見されました。7月上旬に非常に明るくなり、肉眼でほうき星の姿を眺めることができました。関西地方では連日梅雨空が続き、雲間から見えた程度です。暗くなっていますが8月も20~21時頃、西空に見ることができます。
  • 距離: 1億300万km
  • 周期: 約6,700年(次回の接近は西暦8,704年頃)

撮影データ

  • 撮影日: 2020年7月19日(合計1夜)
  • 撮影地: 山形県天童市 天童高原
  • 光学系: キヤノン EF16-35mm F2.8LⅢUSM(焦点距離35mm,F2.8)
  • 架台: カメラ三脚
  • ガイド: 固定撮影
  • カメラ: キヤノン EOS 5D MarkⅣ、ISO1600(フィルタ ケンコー スターリーナイト
  • 露出: 10秒×1(総露出時間:10秒)