子持ち星雲 なか@SP8
りょうけん座にある1530万光年遠方の銀河です。小さい銀河が大きい銀河に寄り添うように位置している姿から、「子持ち星雲」と呼ばれています。この写真はカメラレンズに換算して3000ミリに相当する倍率で撮影しています。実は、この「親」と「子」は、偶然接近して外周部が既に衝突しており、写真でも「子」の銀河は大きく乱されている様子が分かります。このように複数の銀河が接近して影響を及ぼし合っている銀河は「相互作用銀河」と分類されています。りょうけん座は少しなじみが薄いかもしれませんが、子持ち星雲は北斗七星の柄の先端部のすぐ近くにあり、口径10センチ程度の望遠鏡でも簡単に見つけることができます。ただし、大変淡いので「子」を確認するためには口径15センチ以上、「親」が渦巻き状であることを確認するためには口径20センチ以上で観察するのがお勧めです。
関連記事
2007年 西明石天文同好会天体写真展
2007年に明石天文科学館にて会員が撮影した天体写真の展示会を行いました。その展 ...
2019年 WBS天体写真展開催のお知らせ
会員14名が撮影した天体写真、約20点を展示する写真展を開催します。同じ内容です ...
2019年 WBS天体写真展(姫路労働会館)はじまります
開催案内を告知しておりました天体写真展ですが、本日午前にご覧の通り展示準備を終え ...
2019年WBS天体写真展 開催初日の様子
いよいよはじまりました。初日の出足は、午前、午後、確認したタイミングだけで、それ ...
2019年7月27日オフ会開催
WBS写真展を開催中の姫路労働会館(2FサークルB室)にてオフ会を開催しました ...
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません